冬の餌の与え方
連日の寒波ですが、今日はこちら熊本では、澄み渡る青空で、寒いことは寒いのですが、さほど寒波の影響は今のところ無いようです。
水槽に張った氷の下を泳ぐ、楊貴妃が美しいですが、めだかたちもきっと、春が待ち遠しいでしょうね。
今日のメルマガは、Q&Aです。
冬のめだかの飼育の仕方の一部になりますが、大事なポイントのように思います。
■■質問■■
こんにちは。
寒いときは餌はダメなんですか?
結局、採卵はできて、卵から孵るんですけど、それで死んでしまってます・・・寒いときは卵ももたなくなるんですか?
質問ばかりですみません。
■■お答え■■
めだかの産卵条件として
・日照時間13時間以上
・水温23度以上
・十分な栄養
といわれていますが、一番のベストな条件は、28度位と言われているようです。
屋外飼育では、ある程度あたたかい日が続かないと、産卵は始まらないようです。
寒くなれば、めだかの活動は鈍くなり、餌も思うように食べてくれませんので、食べ残りの餌が重なり、腐敗などを考えますと、十分な水質管理が出来ませんと失敗が多くなります。
稚魚が生まれて育ちが悪いのは、水の管理のせいではないでしょうか?
飼育上、ほとんどの失敗が、餌の与えすぎのようです。
与えた餌が残りますと、残った餌が腐敗し、酸素が無くなり酸欠状態となります。
広い容器に、めだかの数を少なく育てますと、少し餌をやりすぎても大丈夫かもしれません。
あたたかい時に、水面に浮きあがり、動きが活発な時には、数分で食べれる程度の少量の餌であれば、何度与えても大丈夫かと思います。
普通、餌を与えなくても死にませんが、やり過ぎはすぐに水が腐敗し、倒れる場合が多いようです。
わたしは、冬の寒い間は、ほとんど与えていません。
でも、春先あたたかくなれば、少し痩せていても、元気に産卵も始めてくれるようです。
今後ともよろしくお願い致します。